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花花とお能と私。

遂に念願の観能デビュー!そのレポートや感想などを書いていきたいと思います。

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日付は鑑賞した12/4ですが、ちょっとバタバタしてまして記入が本日(12/29)になってしまいました;
1ヶ月近く経っているので正直記憶も曖昧なんですが…ここで記載をやめると鑑賞レポートが1回で終わっちゃうこと必至なので(^^;)、記憶をひねり出してのレポートです。

いきなりこんなんですみません…。

では、気を取り直してレポートです。

この日の服装

・霜降り(黒×白)のモモンガニットポンチョ
・黒のタートルネックカットソー
・グレーの7分丈セーター
・黒のスキニーカーゴパンツ
・ブラウンのロングブーツ
・オリーブのスタッズバッグ

 写真なくてすみません。
 その辺歩いてるふつーのお姉さんなカッコでした。
 ま、つまりは「ちょっとお買い物~」みたいな服装でお能に行けるんだぞ、と。

 能楽堂の場所もわかったし指定席だし、ということで、この日は少しゆっくりめに行きました。
 着いたのは開演直前。…ちょっとゆっくりしすぎた(^^;)。
 自由席もほぼ埋まってる様子でした。

能:巴(宝生流)
能:土蜘蛛(観世流)
狂言:棒縛(和泉流)
舞囃子:龍田(金剛流)

<能:巴>
-あらすじ-
木曽の僧が粟津原に来ると、里女が義仲の霊を弔うように勧めて消え去る。
読経する僧の前に、巴御前の亡霊が現れ、粟津原の合戦について語る。敗北した義仲は自害を決意する。巴も一緒に死のうとするが、義仲から形見を木曽に届けるようにと託される。攻め寄せる敵。巴は奮戦して敵を撃退するが、戻ったときにはすでに義仲は自害していた。巴は義仲の死骸と別れを惜しみつつ、姿を変えて一人木曽へと落ちのびる。
(淡交社「能鑑賞二百一番」/金子直樹著 より)

<能:土蜘蛛>(「花花」2巻)
-あらすじ-
病に伏せる源頼光。侍女の胡蝶が薬を届けて励ますが思い沈むばかり。やがて夜更けに、頼光のもとに怪しげな僧が現れ、蜘蛛の糸を投げかけるが、頼光に切られて逃げ去る。
頼光の部下が血痕を見つけ、怪物の後を追って葛城山にたどり着く。すると岩陰の塚から土蜘蛛の精が現れて蜘蛛の糸を投げてさんざんに苦しめるが、格闘の末、退治される。
(淡交社「能鑑賞二百一番」/金子直樹著 より)

-レポート-
実は、「土蜘蛛」をファーストお能にしたかったんですが、12月まで観能を待てない! と思って10月の石橋を先に観たのです。

やはり、蜘蛛の糸を投げるシーンは圧巻でした。スペクタクル感満載!!
お能の途中で狂言が始まったり(間狂言:あいきょうげん と言うそうです)、作り物の中から蜘蛛が出てきたりと、驚きもいっぱい!

「花花」では蜘蛛の糸を投げまくった後、糸一本残さずハケたわけですが、現実はそうはいかないようで(笑)。
地謡さんのお1人が糸をうるさそうに払っていたのが印象的でした(笑)←ヤなとこ見てるな

終演後、お客さんの何人かが糸をもらって帰っていたようです。

会場を出たときに知ったのですが、この日は全席完売だったそうで。
土蜘蛛、やっぱり人気なんですねー。

何度でも観たい演目です。

<狂言:棒縛>
-あらすじ-
日頃から酒を盗み飲みする太郎冠者と次郎冠者。主人は出かける際に2人が酒を飲めないよう、太郎冠者を棒に、次郎冠者を紐で縛り付けていく。
しかし、どうしても酒を飲みたい2人は、酒蔵に行って酒壺を見つけ、縛られた手でお互いに酒を飲ませ合う。
2人は上機嫌になり、飲めや歌えの大騒ぎ。主人の帰宅にも気づかない。
主人は腹を立ててそっと背後から忍び寄って2人を打ち捕らえようとし、2人は慌てて逃げ出す。
(記憶の搾り出し)

-レポート-
うっかり公演チラシを捨ててしまって、あらすじどーすべーと…。
頑張って記憶を追ってみました。大体合ってるハズ。
それだけわかりやすくて印象に残るモノだったと言えるのでは。
面白くてゲラゲラ笑っちゃいました(笑)。

<舞囃子:龍田>
今回、巴と龍田は女流能楽師さんでした。
11月に女流義太夫さんの文楽を観て失望していた私は、正直「えー…」って思ってたんですが。

ごめんなさい!

素晴らしかったです!
低音も男性並…!
舞の方もきりりと凛々しくて。

終演後、お嬢さん2人が「カッコ良かったね!」「あの人、駅とかで会ったらきっと普通にOLさんみたいな感じだよね。絶対わかんないよね!」と興奮気味にお話されていました。
確かに、袴脱いだら普通のキレイなお姉さんだと思う。

うん。お能は女流アリですね(上から目線)。
カッコ良かったです。

今回は演目多いな、とは思っていたのですが、トータル4時間?
やっぱ、ちょっと長かったな。しんどかった(苦笑)。
も1回くらい休憩があるとありがたかったです。



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